洋楽。これもまた大変奥が深いです。
言葉の意味は何となく?しかわかりませんが、言葉は違えど伝わるものはあります。
世界3大ギタリストの一人として、ロックファンのみならず、世界中の音楽ファンに愛されているエリック・クラプトン。
彼のギターテクニックに酔いしれたファンは多いことでしょうね。
しかし、THE YARDBIRDS, CREAM, DEREK AND DOMINOS時代のクラプトンを愛するファンにとって、現在のブルースを追及するクラプトンは、正直物足りないとか、ガッカリ・・といった声も聞こえてきますね。

白人にブルースは歌えない。こんなことを聞いたことがあります。
確かに歴史をさかのぼると、黒人が過去に白人から受けてきた、人権侵害行為とか、迫害などetc・・・。こちらでは省略いたしますが、長く苦しんだ時代の歴史。
ストレスや欲望。全てをぶつけたものがブルースでもあるかと自分は思います。

魂。
ブルースには魂が込められている。
黒人の叫びが・・・。

彼、クラプトンはわかっていてブルースに挑戦しているのではないでしょうか?
そう思うのは自分だけかな?
少し前置きが長くなってしまいましたが、今週はエリック・クラプトンの過去から現在までの歴史を振り返って紹介していきたいなって思います。

大好きなクラプトン。
1曲目はこちらです。

Good morning Little school girl - The Yardbirds


ハードロックとまではいかないけれど、若いクラプトンは必見ですよ!

ちなみに、クラプトンは2代目のギタリスト。
ジミー・ページは3代目のギタリスト。
そして、ジェフ・ベックは4代目のギタリスト(最初はベーシスト)でした。

もう1曲!

The Yardbirds - For Your Love (1965) (Full version)


1963年にクラプトンが加入。
こちらの動画は1965年。若いクラプトンが後ろで演奏しております。

こちらもハードロックではありませんね。

この時代。フランソワーズ・アルディも活躍していた頃。
世に素晴らしいアーティストをたくさん輩出していたんですね。



ウィキペディアさんからコピーさせていただきますね。

クラプトン時代(1963-1965年)
キース・レルフ(ボーカル、ハープ)
ジム・マッカーティ(ドラムス)
ポール・サミュエル=スミス(ベース)
クリス・ドレヤ(リズムギター
エリック・クラプトン(ギター)
この当時の空気を伝えるのが、彼らのファーストアルバムにしてライブ盤の『FIVE LIVE YARDBIRDS』である。メンバーは全員ダーク・スーツ。そしてスローなブルースのカバーをハイテンポかつ大音量で、そして1曲を30分近くかけて演奏するという独特なスタイルであった。 また、アメリカのブルースマン、サニー・ボーイ・ウィリアムソンのライブの伴奏も務め、アルバムも発売された。 ライブでは人気のあった彼らだが、発表するシングルはブルースのカバー曲がほとんどで、しかも彼らのスタジオセッションはライブよりも大人しい音になってしまうのも相まり(ファーストアルバムがライブ盤となった理由もそこにあったようだ)、ヒットに恵まれているとはいえなかった。やがて、ジョルジオ・ゴメルスキーとメンバーはヒットを渇望し、チェンバロをイントロに導入したポップ志向の曲『For Your Love』を録音した。しかし、より純粋なブルースを志向していたクラプトンはそんな彼らと対立し、ブギ風のパートを渋々弾いてはいたが、それ以外はスタジオのベンチでふて寝をしていたという。それをきっかけにクラプトンはバンドの脱退を決意する。だが皮肉にも『For Your Love』は商業的に大ヒットする。


この時代。もう彼、クラプトンはブルース思考だったんですね。